大学生の組織におけるリーダーのあり方

みなさんこんにちは!管理人のモッペです。

私は4年間、学生団体やボランティア活動を3つほど設立し、リーダーを務めてきました。

これまでもずっとリーダーのような役割を担うことは多かったのですが、特に大学の組織においてリーダーをすることは、今まで感じたことのない難しさがあり、たくさんの葛藤をしてきました、、、。

今回は、そんな私が試行錯誤しながら学んできた、「学生の組織におけるリーダー論」についてお話したいと思っています。

大学生の組織づくりで悩んでいる方に届けば、と思います◎

大学生の組織の特殊性

学生の組織というのはある意味とても特殊なものだと思っています。

高校までは「義務的な組織」が多かった(部活や委員会などみんなが当たり前に入るもの)。

そして社会に出ると、会社などお金という共通の目的によって人が集まり組織が形成されることが多い。

しかし大学は、報酬もないし義務でもないのに、いろんな人がいろんな思いを抱えて組織に入っているわけです。

そのため、全員の利害関係がバラバラで、みんなの気持ちを一つに統率するのは、他の世代の組織作りに比べて格段と難しいと思っています。

そのため、高校までは自分にリーダーシップがあると思っていたけど、大学に入って自信を無くしてしまった…という人も少なくないでしょう。

かくいう私もその1人。

高校までは特に困難もなく、むしろ自分は人をまとめるのが得意だと思って生きてきました。

しかし、大学に入ってリーダーを務めると、今までうまく行っていた方法が通用しなくなるのです。

それも大学生の組織の特殊性ゆえ。

一筋縄ではいかない大学生の組織をどう率いていけば良いのでしょうか?

リーダーのあり方

リーダーと一言で言っても、いろんな形があると思います。

グイグイ率いるリーダーもいれば、あえてみんなの後ろに立って静かに支えるタイプのリーダーもいる。

どれが良いとか悪いとかいう話ではなく、組織によってもメンバーによっても適切なリーダーの形は異なるでしょう。

そんな中でも、私の経験から感じた「リーダーのあり方」をお話しさせていただければと思います。

あくまで「私なりの」考えですので、これがすべてではないということで、参考程度にご覧ください◎

仕事内容は「指針を示し続けること」

リーダーの仕事はなんでしょうか?

なんとなく、何かと中心となってバタバタと動き続けるイメージがあるリーダーですが、私としてはリーダーは「指針を示し続けること」こそが仕事内容だと思っています。

つまり、雑務や具体的な仕事を中心としてやるのではなく、メンバーに組織としての方向性を浸透させ、鼓舞させ続けることがリーダーとして最も大切だと思うわけです。

日々のタスクは、基本的に誰にでもできます。

そう言った仕事はどんどんメンバーにやって貰えば良い。経験してもらえば良い。

じゃあリーダーにしかできないこととはなんでしょうか?

それは、メンバーみんなを同じ方向に向かせる指揮を取ることです。

日々枝葉のタスクをこなしていると、人間たるものどうしても幹の部分である「目的」を見失いがちです。

何のために今この小さなタスクをこなしているのか?

これを見失うと、唐突にモチベーションが低下していき、やりたくてやっていたはずの活動が、徐々に「やりたくないけどやらなきゃいけないもの」に変わってしまいます。

そこで、リーダーが定期的に、組織の理念や最終的な大きな目標を周知するのです。

そうすることで、徐々にバラバラな方向を向いてきてしまっていたメンバーたちを再び同じ方向を向かせることにつながり、結果として団体としてのパワーが増大します。

これは普通のメンバーがやっても効果は薄く、リーダーがやるからこそ意味があるものです。

リーダーはある意味「象徴」としての存在でいいと思っています。

メンバーがゴールを見失ったときに、「こっちだよー!」と声をかける。

そうすることで、リーダー自身が忙しく頑張らなくても、メンバーが頑張ってくれるようになります。

このように、自分がリーダーとしてすべきことを明確に把握しておくことは大切でしょう。

一人一人とのコミュニケーションを怠らないこと

リーダーは孤立しがちです。

なんとなくリーダーという肩書きによってメンバーとのみえない心理的距離が生まれるのです。

だからこそ、コミュニケーションはこちらから積極的にとるべきです。

でないと、気づけば独断的なリーダーとなってしまいがちなのです。

悪気のない独裁者とならないためにも、メンバーに積極的に歩み寄りましょう。

具体的には、一人一人面談のような形で話す時間を設けてもいいかもしれませんし、タスク以外のおしゃべりの時間を意識的に設けたりするのも効果的でしょう。

こうした時間は、作ろうと思わないと作りづらいものです。
特にこのようなオンライン中心となっている社会なら尚更。

ですので、ぜひメンバーとのコミュニケーションに重きを置いてみてください。

メンバーを信じて頼ること

これ、とても大事です。
特に完璧主義な方には。

リーダーをする方は、自分自身が「仕事ができる側の人間」であることが多いかと思います。

そうなると、どうしてもメンバーにも高いレベルを求めてしまいがちとなり、結局「自分がやった方が確実だし早い」と感じてあまりメンバーを頼らなくなってしまうことがあるかと思います。

また、「あんまり頼んだら悪いよなぁ」と言う申し訳なさから、自分が仕事を抱えまくってしまうようなこともあるでしょう。

しかし、このようなメンバーを信じていない態度はメンバーに痛いほど伝わっています。

こうして信じられず頼られないメンバーは、徐々にやる気をなくし、やる気を失っていきます。

そして、結局リーダーの独壇場のような組織になってしまうことは、往々にしてあることだと思います。

ですので、リーダーの皆さんはどうかメンバーを信じて頼ってみてください。

失敗に寛容になってください。

60%で合格点、と言う視点を持ってみてください。

「○○さんにぜひやってほしい!」と思い切って託してみてください。

もちろんその結果、全く結果を残さない人もいれば、失敗してむしろ仕事が増えてしまうようなこともあるでしょう。

それでもいいのです。

そんなときは、リーダーとしてしっかり責任を取れるようドンと構えておく。

こうすることで、長期的に見てメンバーのモチベーションが向上し、それぞれが自立して活動してくれるようになっていきます。

どうがリーダーが100%を求めないこと。

そしてメンバーを思い切って信じて頼ってみること。

意外と難しいですが、とても大切なことです。

出た意見を全力で尊重すること

メンバーが出した意見は、たとえどんなに突飛で無茶苦茶なものでも、とりあえず「いいね!」と尊重しましょう。

意見の良し悪しの前に、意見を出してくれたこと自体が「いいね!」なのです。

それに、自分からしたら「ないない」と思った意見が、意外な起爆剤になるようなこともあるのです。

だから、私はどんなときもいいねの精神を大切にしています。

また、リーダーは非常に発言力の強い立場にあります。

そのため、リーダーからの「NO」は、メンバーからのNOよりも大きな力を持ってしまいます。

だからこそ、最初から否定にかからないと言うことはとても大切なことです。

まず尊重するという視点を持つと、メンバーからのふとした意見に気づきが得られるかもしれません。

ちゃんと注意すること

先述の通り、私は基本的にイエスマンです。

しかし、注意をするときはしっかりと適切にNOと言うように心がけています。

意見を尊重することと、ワガママを放置することは違います。

NOと言うべき時は言う。

このメリハリが大切になると思うのです。

たとえば、私は外部の人への礼儀には厳しい人間です。

そのため、例えば外部の人がお時間を割いてお話をしてくださっているのにスマホをいじったりしていたらもちろん「それは良くないよ」と伝えます。

常にイエスと言い続けることがいいわけではなく、NOを適切に使えることも、リーダーとして求められる素質の一つでしょう。

メンバーといい意味で距離を置くこと

特定のメンバーと仲良くしすぎない。
主観的にメンバーの評価をしない。

私はこれらを大切にしています。

組織にいると、もちろん仲の良いメンバーや、気に食わないメンバーは出てくると思います。

しかし、自分はメンバーではなく、リーダーなのです。

影響力が強大な存在なわけです。

そのため、一部のメンバーとだけ仲良くしてしまったり、逆に一部のメンバーにはそっけない態度を取ってしまっては、全体の公平性に欠けてしまい、組織全体の不信感につながってしまうのです。

そのため、私はメンバーと適切に距離を置くべきだと思っています。

そしてメンバー間に偏りを持たずに接する。

これが意外と難しくて、やはり人間なのでうまくいかないことも多いのですが、意識するとしないとでは大きな差が生まれると思います。

自分はメンバーと変わらない存在だと思っていても、リーダーという名前がついている限り、あなたは絶対的にリーダーなのです。

ですから、組織の中での適切な立ち位置を考えることはとても大切でしょう。

リーダーのジレンマ

やや話はズレますが、リーダーを務める経験を長くしてきて、ある大きなジレンマがあることに気づきました。

それは、「リーダーは本当にやりたいことができない」ということです。

もちろん例外もあると思いますが、ほとんどの場合リーダーは自分がその活動に一番情熱があるにも関わらず、ほとんどの時間をチームビルディングや運営などの裏方に捧げることになります。

つまり、意外と前線に立つ機会は少ないのです。

一番やりたい気持ちが強いからリーダーになったのに、リーダーになったことでやりたいことをやる時間がなくなる、という皮肉。

これは意外とあるあるかと思います。

そのため、もし自分が前線に立ってやりたいことならば、もしかしたらリーダーになることは得策ではないかもしれません。

私はこの経験から、本当にやりたいことは1人でやるか、メンバーの1人としてやる方がいい、ということを学ぶこととなりました(笑)

まとめ

というわけで、大学生の組織におけるリーダー論をお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

大学生の組織でリーダーになった人は、たっくさん悩むことになると思います。

しかし、悩んで葛藤して壁にぶつかりまくるからこそ、得られることはたくさんあります。

あとで振り返れば全部いい思い出です。

ぜひこの特殊な大学生の組織において、リーダーを経験してみてください◎

応援しています!

組織

Posted by tomoppe